2026/9/1(火) 【天気】曇り 【コース】姫百合駐車場⁻荒山風穴⁻荒山高原⁻火起山⁻竈山⁻鍋割山 【コースタイム】2時間13分(往復) <ウェア> RIDGE MOUNTAIN GEAR ・Basic Hike Pants ・Basic Cap mont-bell ・WIC.T(ウィックロン)3匹のクマ 山と道 ・Merino Short Sleeve Shirt Black Diamond ・Distance 15 asics ・GEL-SONOMA 15-50 <撮影機材> 富士フィルム ・XT-3 ・XF 10-24mm F4 R OIS WR



今日は目覚まし時計よりも早く目が覚める。
AM4時15分。一晩中流れっぱなしのラジオからは早朝からナビゲーターが陽気に番組を盛り上げている。
外は薄暗く、どんよりとした雲が空を覆っている。
今日は晴れ間は期待できなそうだ。
今日を逃すとしばらく赤城山に行く機会がない。
天気が良いに越したことはないが、今日は曇り空の赤城山を堪能しよう。
イベントが盛りだくさん
赤城山に向けて車を走らせる。早朝5時30分。山頂方面から少し肌寒い空気を切り裂くようなスピードで自転車に乗った方が下りてくる。
今年の赤城山の9月は忙しい。
”まえばし赤城山ヒルクライム大会”と”赤城山100ウルトラマラソン”の2大イベントが月末に控えている。
道中には2つのイベントを周知させる看板が目に付く場所に設置されている。
個人的には赤城山100ウルトラマラソンが気になっている。赤城山、及び5市1村に跨る100kmのコースを走り抜ける国内屈指のレースとのこと。
標高差2082mという点は問題なさそうだが、100kmを走るという部分は未知の世界。
この距離に怯んでしまい今回は参加を見送った。
来年はこの大会に参加して完走するのを目標に準備をしていこうと思う。
そして、もう1つのビッグイベントはSnow Peak LANd STATIONが開業すること。
一足先にキャンプフィールドは営業しているが、今回のLAND STATIONはスノーピークの直営店の他、カフェや観光案内所を兼ねた施設となる。
赤城山中心地の活性化という点において満を持してのオープンとなるので、個人的にも赤城山を来訪する方が増えることに期待している。

よく見てみると。。
今日は姫百合駐車場から鍋割山を目指す。
6時過ぎに登山口に到着すると、広い駐車場に先客はなし。
カメラを片手に今日の先頭バッターとして軽快に山に入っていく。
まだ誰の足跡もない登山道を黙々と進んで行く。前日の雨の影響で木々はどこか重たそうだが、緑は活き活きとしているように見える。

久しぶりにこのルートで登ってみたが、きのこと蜘蛛の巣をとにかく目にする。
時期の影響なのか、それとも自分が見落としていただけだったのか。同じ場所を辿っても毎回感じ方が変わるのが赤城山の面白さだと改めて思う。


シカと人間
自分の中で鍋割山と言えばシカというイメージ。
このルートは季節・時間帯問わずシカの特徴的な甲高い鳴き声を聴ける確率が高い。
今日も荒山風穴の手前あたりでその鳴き声を聴いた。鳴き声の前に「ザザッ!」と生き物が動く気配がしたので一瞬歩みを止めて辺りを見渡すとシカで一安心。
しばらくの間、仲間に侵入者の様子を伝えるかのようにそのシカは泣き続けていた。
かく言う自分は何事もなかったかのように再び歩き始める。
森で暮らす動物たちの日常にお邪魔するという点において、自然の中では自分たちはいつだって”お客さん”だ。

一瞬の晴れ間
シカとお別れして荒山高原まで出ると、空がやんわりと明るくなってきた。
荒山方面には晴れ間が少しだけ覗け、雲海も確認できた。

これが早起きは三文の徳ということか。人生あれこれ期待して動くよりも、期待値をグッと抑えて物事を楽観視して捉えた方が楽しいことは多い気がする。
一瞬の晴れ間に別れを告げ鍋割山を目指す。
年長者は情報の宝庫
一番乗りで鍋割山山頂につくかと思いきや、山頂手前で反対方向から熊鈴の音が近づいてくる。
「良い写真撮れないかもよ!」自分が持っているカメラを見て声をかけてくれる。
雰囲気的に鍋割山の常連のようだ。

8時頃鍋割山山頂に到着。山頂でぼんやりしていると時々太陽が顔を覗かせる。陽が当たるとまだジリジリと暑さを感じる。
その後、後続の登山者がぞろぞろと登ってくる。
天気云々ではなく、日々のルーティーンといった様子の方が多く見受けられる。群馬県民に愛されてる鍋割山。
小休憩を終え、駐車場に戻る。
「何を撮ってるの?」
動画を撮りながら下っていると先ほど話をした方に再開する。
木に張り付いている蝉の抜け殻を撮影している自分を見て再び声をかけてくれたようだ。
そこから少し談笑。
どうやら撮影していた周辺には去年・一昨年あたり「ナンバンギセル」という植物が見受けられたとのこと。
この植物は日本全国に分布しているようだが、自分で光合成せずにススキなどの根に寄生して育つため実際に目にするのは珍しいとのこと。
その方曰く、植物に詳しい方が自分で小さな柵を購入してナンバンギセルとわかるように設置していたため認識できたとのこと。
その分野に詳しい人がそれぞれで知恵を共有し合うこの感じ、良い循環だな~と心から感じる。
赤城山好きの1人として、自分のアプローチで赤城山の楽しさを多くの人に伝えられるようにコツコツやっていこうと改めて感じた9月のはじまり。


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