AXESQUIN ELEMENTS オクタライニングのパンツ レビュー

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今回は、AXESQUIN ELEMENTS(アクシーズクインエレメンツ)のオクタライニングのパンツについてご紹介します。

この記事は次のような方におすすめ!

・オクタライニングのパンツのサイズ感について知りたい方

・オクタライニングのパンツの使用感について知りたい方

オクタライニングのパンツとの出会い

▲01.Outdoor&Life Shop

私自身、大手ブランドの製品よりも個性が出やすいUL(ウルトラライト)系のウェア(山と道・リッジマウンテンギアなど)を好んで着ています。

AXESQUINの存在も知っていましたが、「レディース向けの製品が強く、デザインが特徴的で着こなすのが難しそうなブランド」というかなり偏ったイメージを持っていたため、今までは縁がありませんでした。

冬の山道具としては山と道のメリノウールパンツを中心に着用してきましたが、ウール素材特有のサイズダウンで履けなくなったものがいくつもあり、それに代わるタフに使える冬用パンツを探している状況でした。

そんな折、札幌に行く機会があり、その際に立ち寄った”01.Outdoor&Life Shop”でオクタライニングのパンツを偶然目にし、そこで一目惚れして購入しました。

01.Outdoor&Life Shopはガレージブランドを取り扱うお店。スタッフの対応・距離感が抜群で、着用シーンをイメージしやすい丁寧な説明で納得して買い物ができる良いお店!

オクタライニングって何?

そもそも”オクタライニング”とは何か。

素材を開発している帝人によると、

中空8フィン断面の軽量繊維「Octa®」

中空糸に、8本の突起を放射線状に配列した中空異型断面のポリエステル繊維。従来の中空糸を超える、吸汗速乾・軽量・遮熱/断熱・嵩高など様々な機能を併せ持ちます。

https://www2.teijin-frontier.com/product/post/22/#header

とのこと。

つまり、吸汗速乾・軽量・遮熱/断熱機能に優れたOcta(オクタ)という素材を裏地に施して(lining・ライニング)いるパンツとなります。

パンツ表地には柔らかくて通気性のある東レのタッサーナイロンが使用されていて生地は柔らかい手触り。ナイロン100%のパンツと比較するとシャカシャカ感は少なくなっています。

清涼感のある見た目とは裏腹に、内側は温かい状態が保たれているというギミックの効いたパンツになっています。

AXESQUIN ELEMENTS オクタライニングのパンツについて

サイズ感

オクタライニングのパンツはユニセックスで販売されている商品で、サイズは一(XS)から五(XL)までの展開となります。

一(XS):股上25 股下62 ウェスト68-88 ヒップ108 わたり35
二(S):股上26 股下64 ウェスト72-92 ヒップ112 わたり36
三(M):股上27 股下66 ウェスト76-96 ヒップ116 わたり37
四(L):股上28 股下68 ウェスト80-100 ヒップ122 わたり38
五(XL):股上29 股下70 ウェスト86-106 ヒップ128 わたり39.5

170cm、55kgの自分は二(S)を持っていて、腰骨で着用して9.5分丈のサイズ感。(重量は368g)

三(M)も試着しましたが、丈に関してはこちらでジャストでした。

冬に着るパンツなので靴下部分が隠れた方が寒さも凌げますが、三(M)だと太もも周りに余裕があり野暮ったく見える感じがしたことと、山以外の場所で着る際に靴下がチラッと見える感じで履きたかったので二(S)を選びました。

シルエット

わたりから膝(太もも付近)にかけて横幅がゆったりとしていて、股下は短く裾回りは細い仕様。

リラックス感もありながら全体で見るとシュッとした印象を受け、トップスにボリュームのあるアウターを着込んでも様になるシルエットです。

特徴

抜けの良さと保温のバランスが良い

裏地は保温性に優れたOcta素材、表地には速乾性と撥水性に特徴があるタッサーナイロンが使わていて、そのバランスが優れたパンツ。

下記の画像は1000FPのダウンと市場にある保温行動着に使用されているインサレーション素材の保温力を山と道が独自で比較した図。

▲https://www.yamatomichi.com/products/alpha-haramaki(山と道HPより引用)

Octa素材は速乾性に優れた100% Merino Wool(200-205/㎡)と、速乾性と保温性を両立し、秋冬のレイヤリングに重宝できるPolartec Alpha Direct(85g/㎡)の中間あたりの保温性があります。

イメージで言うと、肌触りが良い暖かいタイツをずっと履いている感じ。

とは言え、身体にピッタリとフィットするタイツのような窮屈さは感じないので、快適に履き続けられるパンツです。

ポケット内側にもオクタ素材が施されているので、手を入れると暖かい!

特徴的なデザイン

オクタを使用した製品はFoxfireやSTATICなどからも発売されていますが、AXESQUINのパンツはデザイン製でそれらのブランドと差別化されています。

外観はガーデニングパンツを彷彿とさせる大きなポケットが4つあるデザイン。ポケットは前後で隣り合うように配置されている点も山道具では珍しいと思います。

▲斜めではなく太もも上に前ポケットがあるデザイン

パンツ単体で見ると主張強めの大きいポケットがあるデザインは好みが分かれそうな感じを受けますが、アウトドア以外の日常でも溶け込みやすい見た目なので、山だけではなく街中でも積極的に履きたくなるパンツです。

自分のように普段からポケットに財布や携帯を入れて手ぶらでいることが多い人にとってこの大きめのポケットは有難く感じます。

拘りのディティール

デザイン性だけでなく細かな部分にも拘りが垣間見えます。

①ウェスト調整は右前ポケット横のドローコードで調整する点。
②ポケットの内側にアクセサリーループあり。
③膝まわり3段のタックと膝裏のシェイプによる立体裁断

①のドローコードによるウェストの調整に関しては、ウェストゴムが内側にあることにより両サイドの大きいポケットとの見た目のバランスが取れるように工夫されています。

また、ウェストをかなり絞ることができるので、ポケットに荷物を入れて行動してもパンツがズレ落ちないのが個人的に気に入っています。

③に関しては、膝回りに等間隔のタックがあることで股下のスッキリ感を演出するのに一役買っています。

自分が着用しているスミイロはタックの線が目立ちにくいですが、その他の2色(ケシズミイロ、ウグイスチャ)はタックの主張を感じやすいかと思います。

山で着てみた!

ここからは実際に山で着用した際のレビューとなります。

<今回の条件>
2026年10月29日 
晴れのち雨(暴風)
前橋市内の最高気温は17℃
体感気温9℃(朝10時時点)
※その他ウェア・コース詳細に関してはこちらの記事もしくは下記YOU TUBE参照

【赤城山】晴れのち暴風。4つの”黒檜”山を縦走#10

▲当日の内容(Stravaより引用)
耐久性は問題ないか?

問題ありません。

2025年の秋に購入してこれまで50日ほど日常と山で着用していますが、破れや痛み等はなく快適に使用できています。

タッサーナイロンの特徴なのか生地が一般的なナイロンよりも柔らかいため、岩場で擦ってもスレが目立たない印象です。

足上げ時のストレスは?

多少のストレスあり。

平坦な道や多少のアップダウンの際は気になりませんが、岩場を上がる時などは股下が突っ張り膝付近の動きが窮屈に感じます。

特に自分のようにポケットにiPhoneや私物を入れて登るタイプの方は、よりストレスを感じるかと思います。

タフな縦走での使用というよりも積雪の少ない秋冬の低山ハイク等の日帰り登山で活躍する機会が多いかなというイメージです。

▲腰回りはリラックス感あるデザインだが、足上げのストレスは多少あり。
行動中に熱くなり過ぎない?

熱くはなり過ぎないが発熱力はあるので引き算のレイヤリングを推奨します。

秋冬の体感気温1桁の気温状況であれば、メリノウールの厚手の靴下と組み合わせて着用すれば足元は暖かさを担保できる印象で、今回のような急坂・岩場ありの体力を使うルートでは良い汗をかけるイメージ。

歩き続けても熱がずっと籠り続けるという感覚は少なく、かといって強風が吹く状況でも内側が一気に冷えるということもありません。

オクタライニングパンツを着用する際は、足すレイヤリングではなくて引き算を意識すると快適に着用できるかと思います。

防水性は?

過度な防水性はありません。

雨を弾くというよりは吸収するといた素材感で、小雨程度であれば気にせず歩き続けられるといった印象です。

おすすめ着用法!

オクタライニングのパンツの暖かさのメリットをさらに生かす方法が2点あるのでご紹介します。

中にタイツを履く

日常生活で寒い時に中にタイツを着て過ごすとさらに暖かくなります。

自分は通気性の良い山と道のAlphaタイツ(Polartec Alpha Direct使用)と組み合わせることが多いですが、12月~3月の寒い時期に外に出ても問題なく対応できるレベルの暖かさです。

▲極暖の組み合わせ

自分自身、就寝時にも重宝している組み合わせです。

素材の特性上、就寝時に利用すると布団のホコリが表面につきやすいのは難点の1つ。

インナーとして着用する

購入先の札幌にある01.Outdoor&Life Shopのスタッフの方に教えてもらった方法で、登山やスキー・スノボーなど真冬のアクティビティー時にインナーとして着用すると極暖とのこと。

オクタライニングのパンンはどちらかというとボリュームのあるパンツなので、登山の際にインナーとして着用する場合は足捌きの部分でどうかな?という感じですが、太めの冬用パンツと合わせたりするとしっくりくるかと思います。

また、キャンプやワカサギ釣りなど止まっている時間が多いアウトドアに活用するとさらに快適さを得られると思います。

まとめ

今回はAXESQUIN ELEMENTS(アクシーズクインエレメンツ)のオクタライニングのパンツについてご紹介しました。

①冬にアウトドアと街の両方で使えるパンツを探している方。
②見た目のデザインと機能性を両立したパンツを探している方。
③携帯と財布以外はほとんど持ち歩かない!という方。

この条件に当てはまる方にはおすすめの商品です。

アウトドアだけでなく私服のコーディネートに取り込んでも違和感が少ないデザインなので使用頻度が多い万能な1本。

寒さは苦手だけど冬のアクティビティを楽しみたい!という方、是非一度使ってみてください!

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