鍋割山登山口発!知る人ぞ知る裏赤城山バリエーションルート

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2021/2/26は、鍋割山登山口を拠点に鍋割山・荒山高原・国立赤城青少年交流の家を経由するバリエーションルート。

<今日のルートとコースタイム>

~鍋割山登山口駐車場(9時32分)-鍋破山前不動(10時18分)-鍋割山(10時36分)-竈山(10時51分)-火起山(10時56分)-荒山高原(11時6分)-芝生の広場(11時13分)-県立赤城公園駐車(11時38分)-Camp Wonder(12時15分)-サッカー場(13時16分)- 国立赤城青少年交流の家(13時29分)-鍋割山登山口駐車(14時13分)~

今回は鍋割山登山口からスタート。天気が良くハイキング日和でした。いつものように山と道のAlpha Anorakを着て進んでいきましたが、鍋割山登山口を出発して鍋破山不動前への分岐を過ぎたころには汗だくでした。

当初は鍋割山・荒山高原を経由して県立赤城公園駐車場へと降り、鍋割相吉線を歩いて鍋割山登山口へと戻る予定でした。鍋割相吉線を歩いていると国立赤城青少年交流の家へと抜けられるルートがあることを知り、どういったルートになっているのか興味があったので寄り道しました。

今日は4時間40分程のコースタイムでした。国立赤城青少年交流の家へと繋がるルートがあることを初めて知りましたが、荒山赤城南面もまだまだ知らないルートがあるなーと実感した一日でした。赤城山は奥が深くて楽しい!

アクセス

からっ風街道から国立赤城青少年交流の家、もしくは赤城国際カントリークラブ方面を目指して進んでいきます。国立赤城青少年交流の家分岐を右手に進み道なりに進んでいくと鍋割山登山口駐車場に到着します。途中、赤城国際カントリークラブのカートが通ることがある区間があるのでご注意を。

2/26現在、積雪も少なく危険な箇所はありません。

(上)国立赤城青少年交流の家分岐。(中)赤城国際カントリークラブのカートが通ることあり。(下)目の前に鍋割山。

鍋割山登山口駐車場-鍋破山前不動-鍋割山

鍋割山登山口から鍋破山不動前を経由して鍋割山へは1時間ほど。登山開始10分程で前橋市内を一望できるポイントに到着します。ここから見る夜景もキレイでおすすめです。

道中ではメジロが鳴いていたり赤城山にも春の訪れが近いと感じさせる陽気でした。

(上)鍋割山登山口駐車場。路肩に5台程駐車できます。(下)鍋割山方面分岐。

鍋割山へは2つのコース(鍋破山前不動・獅子ヶ鼻コース)がありますが、鍋破山前不動を通るルートは急登が特徴です。 45度前後あろうかという斜度を直登していくので良いトレーニングになります。 案内標識には山頂までの標高差は470m、距離1kmとの記載がありますが、同じ群馬県内に日本三大急登の1つの谷川岳・西黒尾根がありますが、それに匹敵するくらいの急登です。

(下)鍋割山へはは右手に。
急登です。

鍋割山17の案内標識から急登を上がっていくこと30分程で鍋破山前不動に到着。険しい顔で見つめる先には榛名山が!

(上)(下)鍋破山前不動とそこからの景色。

鍋破山前不動から先は積雪が30cmほどある箇所があるものの、その他危険個所はありません。500段を超える階段を登った先に鍋割山が待っています。

(中)一心霊神の文字。(下)鍋割山への最後の階段。前を歩く方は多いときで月に20日登山を楽しむ赤城山フリーク。
(上)鍋割山山頂。(中)浅間山や秩父方面の山々。(下)天気も良く富士山・筑波山などが見られました。

鍋割山-竈山-火起山-荒山高原-芝生の広場-県立赤城公園駐車場

鍋割山から荒山高原の工程は景観の良い稜線が続き、個人的にも好きな風景の1つです。竈山付近から見る荒山と火起山から見る上信越の山々が特にきれいなので皆さんも是非見てみてください。

(上)気持ちい稜線。(中)竈山付近から見る荒山。(下)上信越の山々。右側の特徴的な形の山は鈴ヶ岳方面。

現在、荒山高原~芝生の広場は積雪10㎝~20cm前後あります。トレースがあるのでラッセルなどの心配はありませんが、チェーンスパイクなどはあったほうが歩きやすいです。

(上)荒山高原。奥には荒山。(中)芝生の広場のベンチ。かなり雪が積もっています。(下)立派な松の木を見ながら歩きます。

この先、県立赤城公園駐車場まで松の木を見ながらの登山になります。背の高い松の木を通る登山道はあまりないので珍しいのではないでしょうか。右手には通ってきた鍋割山や竈山が木の隙間から見られます。

県立赤城公園駐車場に近づいてくると徐々に雪が解けてきている箇所が増えてきます。荒山高原から30分程で県立赤城公園駐車場に到着です。

(上)駐車場までの案内標識。(中)駐車場付近は雪解けが進んでいます。(下)県立赤城公園駐車場。

県立赤城公園駐車場-Camp Wonder-サッカー場- 国立赤城青少年交流の家-鍋割山登山口駐車

県立赤城公園駐車場から国立赤城青少年交流の家までは1時間50分程のコースタイム。案内標識には1時間30分程で到着とのことでしたが、寄り道をしたりコースアウトなどで時間がかかりました。

国立赤城青少年交流の家へのコースは県立赤城公園駐車場を出て鍋割相吉線を50mほど下りた左側にあります。国立赤城青少年交流の家へは、真新しい案内標識が番号順に設置してあるので見逃さずに進みます。

(上) 県立赤城公園駐車場と鍋割相吉線。(下)林を開拓したかのルートです。

国立赤城青少年交流の家へのルートは一般的にあまり知られていないルートなのか、この日は他の登山者の方とすれ違いませんでした。登山道は林を開拓して作られた感じで、序盤は樹林帯を抜けていく山歩きとなります。

(上)登山道。やや積雪あり。(中)樹林帯。ここは気持ちの良いルートです。(下)樹林帯を抜けて突き当りを左手に進むと建物発見。

先に進むと敷地内に様々な建物がある場所を発見。看板には「赤城山学園」との表記がありました。ここはキリスト教の教会だそうですが、現在はやっていないのか人の気配などはありませんでした。

ここからしばらく歩道を歩きますが、広大な芝生の広場があったり可愛い牛さんがいたりと見所が多々あります。

芝生ゾーン。ここで昼寝したら最高だろうな~。
牛!

そして鍋割山の目の前でキャンプができるCamp Wonderがあります。広々とした空間で前橋市内の街並みを見下ろすことができる場所にあります。今の時期は営業していないようなので時期が来たら行ってみよう!

(上)(下)赤城山の中腹にあるキャンプ場「Camp Wonder」とコテージ。

Camp Wonderを右手に進むと分岐がでてきます。この分岐は左に進みます。

国立赤城青少年交流の家は学校の林間学校や課外活動などでよく使われている施設ですが、この周辺は宿泊者のオリエンテーリングのコースの一部でいくつものルートがあります。仮に迷っても鍋割山を右手に見えていれば問題ないので鍋割山の位置は把握しておくとよいです。(携帯の電波も繋がるので道が心配の方は活用しましょう。)

(上)分岐は右手に。(中)道なりに進んでいきます。道を逸れても合流はできます。(下)突き当りを右手に行くと案内標識6に出ます。

案内標識6を過ぎてから崩れている箇所があったりしてややルートが分かりづらいです。 下っていくと沢に辿り着きますが、沢を背中側に見て進んでいくと舗装路に出ます。ピンクのリボンが所々でありますが、狩猟のための目印などに使われているものがあるので確認しながら進んでいくのが無難です。

ここのルートはイノシシの駆除の仕掛けがあるので気を付けて進みましょう。

舗装路に出ると近くに案内標識がすぐに出てくるので標識に従って進んでいきます。藪の中を切り開いたようルートを進むと鍋割山をバックにサッカー場が!ここでサッカーできるの羨ましいな~。

鍋割山とサッカー場。

その後は鍋割山を背中に見て進みます。サッカー場から国立赤城青少年交流の家までは10分程。ラストスパート!

国立赤城青少年交流の家の敷地内に希望の像があります。ピッケルを持ったおじさんが遠く先を指さしていますが、指す先には鍋割山があるんです。ちょうど雲の位置関係と指先がマッチした瞬間に写真を撮りました。

(上)(下)国立赤城青少年交流の家と希望の像。

国立赤城青少年交流の家から鍋割山方面へ40分程歩いて鍋割山登山口駐車場に到着です。

ボリュームのある工程ですが、変化に富んだルートの連続で飽きることなく一気に周回しました。赤城南面を存分に楽しみたい方は是非!

それではまた!

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