今回は、富士フィルムXT-3とキャノンのオールドレンズ「FD 24mm F1.4 S.S.C aspherical(アスフェリカル)」の組み合わせで前橋市にある”るなぱあく”で撮影してきました。

この記事は次のような方におすすめ!
・FD 24mm F1.4 S.S.C asphericalの特徴を知りたい方
・FD 24mm F1.4 S.S.C asphericalの使用感を知りたい方
FD 24mm F1.4 S.S.C asphericalについて
FD 24mm F1.4 S.S.C asphericalの主な性能は以下の通りです。
発売年月 1975年(昭和50年)3月 発売時価格 180,000円(ケース付き) レンズ構成(群) 8 レンズ構成(枚) 10 絞り羽根枚数 8 最小絞り 16 最短撮影距離(m) 0.3 最大撮影倍率(倍) 0.117 フィルター径(mm) 72 最大径x長さ(mm)x(mm) 75 x 68 質 量(g) 500 (CANON CAMERA MUSEUMより引用)
70年代を代表するキャノンの広角レンズで、F1.4は当時の広角レンズにおいての世界最大口径。

直接見た時「ASPHERICALの文字のくすんだ黄色が渋い!」と感じたのが第一印象。
そして、発売から50年経っているレンズではあるものの古臭さを感じさせない雰囲気も感じます。

レンズの特徴としては、高画質を実現することに重きが置かれている印象。開放F1.4から球面収差と非点収差を上手く補正するために第8レンズの第2面に研削型非球面レンズを採用しているとのこと。

当時の販売価格で18万円で同時期に発売された300mm以下のFDレンズの中では最も高い価格帯。撮影した写真の修正ができない当時の環境を鑑みると、高品質の絵を撮れる技術が詰まったこのレンズは写真を使う仕事をしてる方にとっては魅力的な1本だったのではないかと思います。

発売点数も多くないようで、中古相場も高騰している逸品。50年前のレンズを使ってどのような写真を撮ることができるのか試してみます。

カメラ設定
今回の撮影地は前橋市にある、るなぱあく。
るなぱあくは1954年に開設された老舗の遊園地で、インフレとは無縁の超低価格で施設内の遊具で遊ぶことができる群馬のディズニーランド。
今回は、レトロな遊具が並び、のんびりとした時間が流れるるなぱあくの雰囲気に合わせて彩度・色調共に柔らかい雰囲気のPRO Neg.Std(プロネガ・スタンダード)で撮影しました。
その他は以下の設定となるので、富士フイルムXシリーズを検討している方は是非参考にしてみてください!
<フィルムシミュレーション>
PRO Neg.Std(プロネガ・スタンダード)
<カラークローム・エフェクト>
強
<グレイン・エフェクト>
強
<ホワイトバランス>
オート
※写真は全て撮って出しです。


富士フィルムXT-3はAPS-Cサイズのセンサーを搭載しているため、35mm換算の焦点距離は36mmとなります!
作例



引いて撮影した写真。目視で見た風景をそのまま写真に収められる感じ。携帯で撮影している感覚に近い現代的なレンズで扱いやすさはピカイチ。





以前レビューしたFD 17mm F4 S.S.Cと比較すると、色味は似たような感じですが写真の緩さが少なく輪郭をよりシャープに撮影できます。


F1.4の開放時のボケも申し分なくピンポイントの撮影でも立体感がしっかり出ます。


使ってみての感想
35mm換算で36mmとスナップ写真で扱いやすい画角なので重宝する機会は多そうだなというのが率直な印象。
映りに関しては現行のデジタル用のレンズとの大きな違いを感じられないくらい解析度が高いので、オールドレンズを使ってエモさや緩さを表現したい方には向かないかなといった感じ。
寄って良し引いて良し、ボケ感も出せる完成度の高いレンズであるが故、他のオールドレンズとの差別化が難しいのかなという印象を受けました。
まとめ
今回はキャノンのFD 24mm F1.4 S.S.C asphericalについてご紹介しました。
50年前に発売されたレンズとは思えない描写力が詰まった銘品。
是非、参考にしてみてください!
他にもブログ内でオススメのオールドレンズを紹介しているのでそちらもご覧ください!
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