今回は鈴ヶ岳登山口から鍬柄山・鈴ヶ岳を縦走するルートについてご紹介。

この記事は次のような方におすすめ!
・鈴ヶ岳登山口から鍬柄山‐鈴ヶ岳へのルートを知りたい方。
・鍬柄山‐鈴ヶ岳のコースタイムについての知りたい方。
今回のルートとコースタイム
今回は、鍬柄山(標高1562m)と鈴ヶ岳(標高1564m)を縦走するコースとなります。

赤城山の中で人気のある黒檜山や鍋割山と比較すると地味な印象があり、遠方から来る方よりも地元の方が多く登山を楽しんでいる印象の強いルート。
ですが、2つの山頂に向かう前後のアップダウンのリズム感が良く、道中の景色もキレイなので個人的には大好きなコースです。

ルートは約5.4kmで標高差は約450m。(実際は500m前後標高差あり。)鍬柄山までは山歩き中心で鍬柄山から先は岩場がメインと前半後半で雰囲気がガラッと変わるメリハリのあるコースです。
鍬柄山山頂から鈴ヶ岳への下りが瘦せ尾根となっていて注意が必要な箇所となりますが、全体を通して難しい箇所は少ないです。


参考コースタイムは以下の通り。
【健脚者】 鈴ヶ岳登山口~(15分)~姥子大岩~(20分)~鍬柄山~(20分)~大ダオ~(15分)~鈴ヶ岳山頂 【一般】 鈴ヶ岳登山口~(25分)~姥子大岩~(35分)~鍬柄山~(35分)~大ダオ~(25分)~鈴ヶ岳山頂
初めて行かれる方は、鈴ヶ岳登山口から鈴ヶ岳山頂まで2時間前後のコースタイムといった所。
ご飯を食べるのにおすすめな場所は景色が良い鍬柄山山頂付近。鈴ヶ岳山頂は景観は無く虫も多くいるので長居する場所ではないかな~といった感じです。


白樺牧場前駐車場が登山口に最寄りの駐車場!
トイレは赤城山総合案内所敷地内にあります。


鍬柄山‐鈴ヶ岳縦走ルートの見所

続いて、鍬柄山‐鈴ヶ岳を縦走するルートの見所をご紹介します。
姥子大岩からの景色
登山口から山歩きをしていくと、右側に開けた一本道が見えてきます。

この道を岩場の方まで進むと白樺牧場を一望できるスポットになっています。登山口からのアクセスも良く、カジュアルな格好でも登れるのでオススメです!


毎年6月になると白樺牧場内のツツジが満開になりキレイです!
周辺の様子は下記でも確認できます。

鍬柄山山頂からのパノラマ

姥子大岩から30~40分進んで行くと鍬柄山山頂に到着します。
鍬柄山山頂からは黒檜山と駒ヶ岳、白樺牧場に加えて大沼もセットで見ることができます。

また、南側の景色も開けていて見晴良好。天気が良ければ富士山も見ることができます。

鈴ヶ岳へと続く修験道

鍬柄山山頂から瘦せ尾根を下っていくと大ダオに出ます。

大ダオから鈴ヶ岳までは400mほどの登り。今までのコースの様子とは異なり、岩場の連続となります。

道中、そして山頂の先にいくつもの石碑がありますが、かつて修行の場として信仰の対象とされていたコースになっていて、他の赤城山のルートとは異なる雰囲気を体感できると思います。

積雪期はいつまで?
鍬柄山‐鈴ヶ岳の縦走ルートの積雪期は12月~3月末頃。
4月頃になるとコース上の雪はなくなり歩きやすくなります。
冬場は痩せ尾根周辺の坂が滑りやすくなるので、慎重にいきましょう。
まとめ
今回は、鍬柄山‐鈴ヶ岳を縦走するルートについてご紹介しました。
登って楽しく、景色も素敵なルートです。皆さんも是非行ってみてください!
他にも赤城山と周辺情報を発信しているので、気になる記事があれば是非参考に!
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