今回は駒ヶ岳・黒檜山登山口から駒ヶ岳と黒檜山を縦走するルートについてご紹介。

この記事は次のような方におすすめ!
・駒ヶ岳・黒檜山登山口から駒ヶ岳‐黒檜山へのルートを知りたい方。
・駒ヶ岳‐黒檜山のコースタイムについて知りたい方。
今回のルートとコースタイム
今回は、駒ヶ岳(標高1685m)と黒檜山(標高1828m)を反時計回りに縦走するコースとなります。
赤城山は複数の山で構成されていますが、その中でも標高が1番高く日本百名山の黒檜山と2番目に高い駒ヶ岳を縦走できるため、赤城山の中でも登山者の多いルートとなっています。

このルートは黒檜山から駒ヶ岳に向かう方が多いですが、個人的には駒ヶ岳から黒檜山に反時計周りで周回する方が好きです。
理由としては、黒檜山登山口からのコースは急坂を登り切った先にすぐ黒檜山山頂があるので、前半のうちにピークが来てその先の感動が薄れてしまう感じがあるから。
一方で、今回のルートは道中の景色を含めて段階を踏んで最後に最高峰の黒檜山からの絶景を楽しむというリズムが自分にとって心地良く重宝しています。

ルートは約5.7kmで標高差は約550m。コースは整備されていて歩きやすく、登山初心者~中級者まで楽しく登ることができるルートだと個人的には思います。
その中で、あえて難所を挙げるとすれば以下の2か所。
①駒ヶ岳山頂から黒檜山に向かう登り返し。
②黒檜山から黒檜山登山口へ下る箇所。
①は距離にして200mほどの急坂になっていて、黒檜山山頂までの最後の登りの箇所。
②は1.1kmほど急坂を下っていきます。今回の記事で挙げている写真は4月末時点でのルート情報となりますが、まだ残雪箇所もあります。

参考コースタイムは以下の通り。
【健脚者】 駒ヶ岳・黒檜山登山口~(40分)~駒ヶ岳~(30分)~黒檜山大神~(10分)~黒檜山山頂~(40分)~黒檜山登山口 【一般】 駒ヶ岳・黒檜山登山口~(60分)~駒ヶ岳~(55分)~黒檜山大神~(10分)~黒檜山山頂~(60分)~黒檜山登山口
初めて行かれる方は、朝10時頃に登山を開始してお昼時に黒檜山山頂付近に到着するようなイメージといった所。
朝ごはんをお店に寄って食べてからでも余裕を持って登れます。

駐車場は、トイレ完備のおのこ駐車場を利用するのが便利!


駒ヶ岳‐黒檜山縦走ルートの見所

続いて、駒ヶ岳‐黒檜山を反時計回り縦走するルートの見所をご紹介します。
駒ヶ岳へと続く稜線
駒ヶ岳・黒檜山登山口から進むと階段が設置されている箇所が2つあります。
2つ目の階段を上っていくと視界が少しずつ広がっていき、開放感のある稜線に出ます。

この稜線が開放感があって気持ちよいです。稜線を進んで来た道を振り返ると関東平野と赤城山の小沼が一望できます。

駒ヶ岳山頂と猫岩から見える大沼

続いての見所は、駒ヶ岳山頂と猫岩から見える大沼の景色。

駒ヶ岳山頂付近からは大沼と赤城山の西側にある鈴ヶ岳や出張山を見渡せ、猫岩からは赤城山の地蔵岳と長七郎山などを見ることができます。

迫力満点の黒檜山
道中の黒檜山のスケールの大きさも見所の1つ。

駒ヶ岳山頂からは、一度下って再び黒檜山を目指して急坂を進んで行くコースとなりますが、この景色を見た後に登頂すると達成感が湧いてくること間違いなし!

黒檜山好展望地から見える名山の景色

黒檜山山頂から先に5分ほど進むと黒檜山好展望地という視界の開けた場所があります。
ここからの景色が非常に良く、天気が良ければ富士山をはじめ上信越、福島・栃木方面の様々な百名山を見ることができます。

積雪期はいつまで?
駒ヶ岳‐黒檜山の縦走ルートの積雪期は11月~4月末頃まで。
今年は雪の量が多かったこともあり黒檜山山頂付近を中心に積もっている箇所があります。

4月頃になるとピーク時に比べて雪も硬く歩きやすくなっているので、本格的な雪山道具は必要ないといった所。
ですが、猫岩あたりから黒檜山山頂の間の急坂の部分にも積雪がありので下る際は注意が必要です。
まとめ
今回は、駒ヶ岳・黒檜山登山口から駒ヶ岳と黒檜山を縦走するルートについてご紹介しました。
初心者から中級者まで楽しめるルートとなっています。皆さんも是非行ってみてください!
他にも赤城山と周辺情報を発信しているので、気になる記事があれば是非参考に!
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