山と道 100% Merino Pullover レビュー

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今回は、山と道100% Merino Pullover(メリノプルオーバー)についてご紹介します。

私は山と道のメリノウールの製品をいくつも試してみましたが、その中でもメリノシャツと並んで使用頻度が高いのがメリノプルオーバー。

デザインが普遍的で着る場所を選ばないため、山だけでなく日常でも気兼ねなく使うことができるのが特徴の1つです。

メリノウールの製品は、洗濯によって縮みや斜行による歪みが生じやすいので購入時は新品を購入するのがマスト!

100% Merino Pulloverについて

サイズ感

170cm,55kgの自分でSサイズがベスト。 袖丈・着丈共に長めで身幅もゆとりがあるサイズ感です。

購入後に何度も洗濯をしていますが、極端な縮みやサイズダウンなどはなく購入時とほぼ同じ感覚で着続けることができています。

特徴

オールシーズン使用可能

秋冬での使用はもちろん、春夏の登山でも活用できる万能アイテム。3~4月の残雪期には、メインのインナーとして、7~9月はアルプス縦走や富士登山時の就寝時の保温着として活用できます。

保温性がありながら213gと軽くてコンパクトで持ち運びもできるのでザックの中に1枚入れておくと安心できるアイテムです。

生地が縮みにくい

私がメリノプルオーバーを重宝する理由の1つが生地の縮みにくさ。

他の山と道のメリノ製品では、洗濯後のサイズダウンで自分の体型に合わなくなってしまったものが多々ありましたが、プルオーバーに関しては元々ややゆとりのある設計なので多少の縮みこそあれど違和感を感じず、長いスパンで使い続ける事ができています。

不快感が少ない

着心地が良いのも良さの1つ。ほどよいルーズフィットでメリノ特有のチクチク感もありません。私自身、連続で10日間寝間着としてきたことがありますが、嫌な臭い等もなく快適です。

また、ラグランスリーブ仕様なので肩回りを動かしやすく着ていて凄く楽チンです。

リッジマウンテンギアの”Fleece Lazy Jacket”のインナーとして着用すると暖かさと快適性の面で鬼に金棒です。

ここからは実際に使ってみて気になる点を挙げていきます。

穴が開きやすい

メリノウールの宿命でスレや摩擦等により穴が開きやすいです。

この部分に関してはメリノウール製品全般に言えることなので、良し悪しを理解する必要があります。

速乾性が低い

冬場に着込んだ状態で急坂などの汗を一気にかくような場所を進むと、素材の特性である速乾性の遅さが起因となり汗冷えをします。

暖かさと快適さを保った状態で行動し続けるためには帽子や手袋などの小物をうまく使ったり、ベンチレーションが付いている換気しやすいアウターを着用するのがベストです。

レイヤリングについて

春先の低山ハイクや10月初旬~中旬の肌寒い日はメリノプルオーバー1枚で、秋冬はメインのインナーとして利用できます。

▲山と道のLight Alpha Jacketのインナーに。首回りを小物でケアすれば、
11月の気温一桁の暴風の赤城山でもこの2枚で快適に行動可能。

冬場の登山でインナーとして着る際はヒートアップすることを前提にレイヤリングするのがおすすめ。

メリノプルオーバーは中厚手の生地で保温性と吸湿性を重視した製品なので、登山開始時に肌寒く感じても行動していくうちに快適な状態になります。

冬場にメリノプルオーバーをインナーとして着用して常に快適に行動し続けるためには、天候やルートに応じたレイヤリングと保温と換気のバランスが大事になってくるかと思います。

まとめ

今回は、山と道100% Merino Pulloverについてご紹介しました。

山でも街中でも活躍する万能アイテム。皆さんも是非お試しください。

このブログでは他にも山と道やリッジマウンテンギアなどの使い勝手の良い商品を紹介しているので、そちらも見ていただけると嬉しいです。

それでは!

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