本日は私ジローが愛用している”山と道mini”についてご紹介します。
この記事は次のような方におすすめ!
・山と道miniの使用感について知りたい方
・山と道miniの購入を検討している方
山と道mini使用歴
自分は山と道の製品を2016年から愛用していて、miniは2018年から使用しています。
縦走用に山と道のTHREEを購入して使っていた時期もありましたが、自分にとっては容量が多き過ぎたためTHREEは手放し、現在はminiをメインに使っています。
サイズ感について
現行でminiはMサイズ(25-30L)とLサイズ(28-32L)の2種類が販売されていますが、170cm55kgの自分は現行のMサイズ相当でジャストサイズ。
山と道mini特徴について
圧倒的な軽さ
山と道miniの最大の特徴は軽さ。
自分の持っている2018年製のminiブラック(25L~30L)は340gと縦走にも対応できるザックとしてはこの軽さは大きな武器。(現行モデルは380g)
miniには登山用バッグフレームがないためこの軽さを実現できています!
荷重の位置が高い
腰で支える仕様ではなくショルダーストラップを絞り背中に密着させて背負うザックになるため、進行方向に対してしっかりと重心が来る設計になっているのが特徴。
そのため急坂や岩場を登る際の足への負担が少なく、ストレス無く歩き続けられます。
デメリット
背中蒸れ問題
バッグと背中を密着させることで荷重を調節して安定感を担保するザックなので、夏場は背中とバッグが蒸れて衣類が汗で蒸れます。
また、夏場の低山での登山等で大量に汗をかくとザック内にも汗が染み込み、タオルや着替えが汗で湿っているといった経験もあります。
汗蒸れが気になる方はケアすることを考える必要があります。
ザックは手洗い可能!夏場は使用後に天日干しをしますが気になる臭いなどはありません。
収納時の工夫が必要
メインの収納部にフロントポケットとサイドポケットとシンプルな作りのmini。
そのため、食料、調理器具、衣類など分類ごとに小分けにパックして物の所在を把握する工夫をする必要があります。
また、フロントポケットに物を詰めすぎるとメインの方が圧迫されて荷物の取り出しが不便になる(逆も然り)ので、快適に登山をするためにはアイテムの取捨選択、収納方法を考えてやることが必要です。
防水対策が必要
miniは防水の素材が使われていないため雨天時にはケアが必要です。
自分の場合は休憩時間はほどほどに歩き続けていくスタイルなので、行動しながら水分補給をできるように多少の雨なら内側を「SEA TO THE SUMMITシルパックライナー」を使用して防水対策をしています。
miniに合う登山スタイルについて
日帰り~2泊前後の縦走がメインの方
縦走にもテント泊やツェルト泊、山小屋泊など様々なスタイルがありますが、その中でも山小屋泊がメインの方や天気が良い日を狙って山を楽しむ方はminiを選べば間違いないかと個人的には思います。
miniは軽さだけでなく拡張性が高いのが大きな特徴の1つでザック内側だけでなくザックの外側にも荷物を納められるので、必要な物だけを積み込めば2泊以上の縦走にも十分対応可能です。
山と道からは同じ規格でフロントがメッシュ仕様になっているmini2も発売されています。
こちらは雨天時にテント泊や縦走する方で濡れた衣類やテントをフロント部に収納して行動しながら乾かしたいという方、また登山ヘルメットなどのかさばるものを携帯する方に向いていると思います。
見た目のカッコいいザックを探している方
miniはパッと見て登山バッグに見えないような洗練されたデザインで且つシンプル。
登山に機能性と共にデザイン性を求めている方にはおすすめの品です。
miniの日常使いについて
日常使いも可能です。
ただし、ある程度荷物があった方が形もきれいに収まるので普段から物を持たない方には持て余すかと思います。
私の場合、旅行の際はminiを使っていますが背負い心地も良くかなり重宝しています。
ちなみに、14インチ以下のパソコンはミニマリストパッドのスペースに収納可能です。
肩が痛くなる?
「山と道 mini」とネットで検索すると「肩が痛い」という関連ワードが出てきますが、答えはNO!です。
メーカー側も推奨荷重10kgとアナウンスしているように、過荷重になったり左右どちらかに重さが偏った状態においては肩が痛く感じることがあると思います。
ショルダーストラップは肩に負担がかかりにくいように適度な太さで設計されているので、しっかりとパッキングすれば快適に背負い続けることができます。
パッキング例
最後に、1泊2日の山小屋泊を想定したパッキング例を紹介します。
<山と道> ・ul all-weather hoody ・ul all-weather pants ・Light Alpha Tights <リッジマウンテンギア> ・Merino Basic Tee Long Sleeve ・Basic Hike Pants ・Fleece Lazy Jacket <ISUKA> ・Air 150X ロイヤルブルー 寝袋 <snow peak> ・チタンパーソナルクッカー <PRIMUS> ・ウルトラバーナー <MOKU> ・Light Towel <モンベル> ・ヘッドライト <THERMOS> ・真空断熱ケータイマグ <その他> ・水(2L) ・歯磨きセット
これらのギアをパッキングしていきます。
山小屋で使う想定のリッジマウンテンギアのFleece Lazy Jacket やISUKAの寝袋などから入れていき、できるだけコンパクトに収納していきます。
パッキングしたギアをminiに入れていきます。小物類はフロントポケットに、THERMOSの真空断熱ケータイマグはサイドポケットに配置し、ギアの上に2Lの水を置きます。
横から見るとこんな感じ。
一見するとここまでの荷物で容量の空きは無いように思いますが、中を見てみると。
まだまだ収納できます。
本来は上記のパッキングリストに加えて食料が必要ですが、追加しても十分な余白があります。
今回は山小屋泊を想定してのパッキングですが、テント泊をするのであれば外付けで持ち運ぶことも可能ですし2泊以上の縦走にも問題なく対応できるminiの拡張性は山歩きを楽しくする相棒として活用できます。
まとめ
今回は山と道のminiの使用感についてご紹介しました。
日帰りから縦走まで幅広く対応できる使い勝手の良いバッグです。
皆さんも是非ご検討してみてください。
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