今回は、富士フィルムXT-3とキャノンのオールドレンズ「MP-E65mm F2.8 1-5X マクロフォト」の組み合わせでマクロの世界に飛び込んでいきます。

この記事は次のような方におすすめ!
・MP-E65mm F2.8 1-5X マクロフォトの特徴を知りたい方
・MP-E65mm F2.8 1-5X マクロフォトの使用感を知りたい方
MP-E65mm F2.8 1-5X マクロフォトについて
MP-E65mm F2.8 1-5X マクロフォトの主な性能は以下の通りです。
発売年月 1999年(平成11年)9月 発売時価格 138,000円 レンズ構成(群) 8 レンズ構成(枚) 10 絞り羽根枚数 6 最小絞り 16 最短撮影距離(m) 0.24 最大撮影倍率(倍) 5 フィルター径(mm) 58 最大径x長さ(mm)x(mm) 81 x 98 質 量(g) 710 (CANON CAMERA MUSEUMより引用)
1999年に発売された等倍から5倍までの高倍率撮影が可能。キャノンの技術を生かしたUDレンズを採用している平成を代表するマクロレンズです。

レンズ単体の重さが710gで富士フィルムXT-3本体と合わせると1㎏越え。軽いレンズに慣れるとより重さを感じる質量。

UDレンズとは?
UDとは”Ultra Low Dispersion”の略語で、色収差補正を強化することで全倍率での高解像・高コントラスト・高画質を実現するために用いられている性能のレンズ。
特徴:最大撮影倍率5倍の超マクロ
最大の特徴は5倍までの撮影が可能な点。中一光学から「APO 85mm F2.8 SUPER MACRO 1-5X」とスペックが似通った製品も出ていますが、国内の交換式レンズの中では上位の撮影倍率を備えています。

特徴:無限遠撮影ができない
無限遠撮影ができないため、慣れるまでピント合わせや被写体との距離感を掴む工夫が必要です。
構図を決めピントを合わせていざ撮影!とシャッターを切ってもブレてしまうことも多々あります。
デジタルのカメラに比べて1つの被写体を捉えるのに手間暇がかかりますが、その分自分の思い描く写真が撮れた際の面白さを教えてくれるレンズです。
カメラ設定
今回は落ち着いた発色で映画フィルムにも採用されていたETERNA(シネマ)で撮影しました。
その他は以下の設定となるので、富士フイルムXシリーズを検討している方は是非参考にしてみてください!
<フィルムシミュレーション>
ETERNA(シネマ)
<カラークローム・エフェクト>
強
<グレイン・エフェクト>
強
<ホワイトバランス>
オート
※写真は全て撮って出しです。


富士フィルムXT-3はAPS-Cサイズのセンサーを搭載しているため、35mm換算の焦点距離は88mmとなります!
作例
まずは新聞記事の文字をマクロ撮影していきます。



マクロレンズはお花や昆虫などを撮影するのに使う機会が多いと思いますが、文字を捉えるのもすごく楽しい。
それぞれ「熱中症」「金メダル」「株価暴落」に関する記事を切り取ってみましたが、ボケ感も相まって写真を見る側に状況のイメージを促す効果があって面白いです。


こちらはそれぞれコップに入った麦茶の写真。上の水滴の写真はピントを合わせるのに試行錯誤しました。

この写真は何だかわかりますか?これはiPhoneのカメラ部分の淵の写真。解析度も高い。
続いて新1万円札の写真。



お札の少しの曲がりもしっかり捉えています。


ホログラムの写真。渋沢栄一の鼻のあたりに写っている斜めの線はお札を左右に動かしたときに見られる光の反射。
細かいところですがそこも切り取ることができていました。
その他番外編


焼きまんじゅうのタレに反射した光とマリーゴールド。それぞれピントを合わせているタイミングで面白いと思ってシャッターを切ってみました。
使ってみての感想
重くてピントを合わせるのに一苦労するので現代のトレンドに逆行するようなレンズですが、普段目にすることのできない世界を切り取ることができるので、好奇心と遊び心をくすぐられる楽しいレンズです。
普通の写真を撮ることに飽きてしまった方におススメですよ!
他にもブログ内でオススメのオールドレンズを紹介しているので、是非ご覧ください!
コメント