2022/8/27は、利平茶屋森林公園登山口を拠点に鳥居峠へアクセスするルート。
利平茶屋森林公園と聴くとキャンプ場の印象が強いイメージですが、敷地内に林間広場とふれあい広場の2つの登山口があり赤城山・鳥居峠や覚満淵方面へのハイキングをすることが可能です。
利平茶屋森林公園と鳥居峠の標高差はおよそ350m。キャンプと併せてハイキングをするのにもおススメです。
また、春になるとアカヤシオがキレイに咲き誇ることでも知られています。
利平茶屋森林公園駐車場
利平茶屋森林公園へのアクセスは県道70号線大間々上白井線を利用します。県道70号線の終着地に駐車場があります。
現在は前橋方面からのアクセスが赤城山の一般的な登山ルートとなっていますが、車が普及する以前は桐生市側からのルートがメインだったそうです。
利平茶屋森林公園は桐生市の管轄で駐車場敷地内のトイレはきれいに整備されています。車も50台前後停められます。
<今日のルートとコースタイム>
~利平茶屋森林公園林間広場登山口(11時17分)-鳥居峠・ふれあい広場、管理棟分岐(11時36分)-鳥居峠標識(12時10分)-篭山(12時19分)-鳥居峠(12時24分)
-赤城山山頂駅(12時43分)-御神水(12時54分)-鳥居峠、管理棟、ふれあい広場分岐(13時13分)-利平茶屋森林公園ふれあい広場登山口(13時28分)
今回は林間広場登山口から鳥居峠を経由してふれあい広場登山口に降りてくる周回ルート。2時間30分~3時間で楽しめます。
利平茶屋森林公園林間広場登山口-鳥居峠・ふれあい広場、管理棟分岐-鳥居峠、駒ヶ岳・黒檜山分岐-篭山-鳥居峠
林間広場登山口はキャンプ場の管理事務所の向かいにあります。鳥居峠までは2.6kmの道のりです。
ルートはそれほど長くはありませんが、登山口から急登の連続で最初の登りを上がり切ったころには汗だくです。
利平茶屋森林公園は姫百合駐車場の標高とほぼ同じ1000mほどです。8月末でも天気が良い日は日中の気温が25℃以上になる日もあるので水分補給を忘れずに。
鳥居峠・ふれあい広場、管理棟分岐を超えると徐々に岩場が増えてきます。登山道も狭い箇所があるので慎重に。
林間広場登山口から登り続けること約1時間ほどで鳥居峠案内標識に到着。ここから先は一度下っていき篭山を経由して鳥居峠まで向かいます。
この鳥居峠の案内標識があるルートは丁字路になっていますが、道なりにそのまま進んでいくと駒ヶ岳・黒檜山方面へとアクセス可能です。
鳥居峠到着。思いのほか体力を使ったので赤城山頂駅サントリービア・ハイランドホールにてソフトクリームを購入して一息。(JAF会員割引制度がありますよ~。)
鳥居峠-赤城山山頂駅-御神水-鳥居峠、管理棟、ふれあい広場分岐-利平茶屋森林公園ふれあい広場登山口
下りは鳥居峠のケーブルカー跡地からのアクセスで御神水を頂いた後にふれあい広場へと向かうルートです。
御神水へのアクセスはケーブルカー跡地の階段を下った右手にあります。
赤城山の「あかぎ」の由来はいくつかあると言われていますが、古来から「あか」は「水」、「ぎ」は「器」を意味したと考えられていて、天皇に献上する功徳水の器という意味合いで赤城という名前が付けられたという説があるそうです。
水汲み場には美人の水・智慧の水・御神水の3種類の水がひかれています。
味の違いはよくわかりませんが、冬場の底冷えするような寒い日にこのお水を使ったコーヒーを淹れると美味しいです。
赤城山頂駅サントリービア・ハイランドホールにて販売しているコーヒーも御神水を使用しているので是非飲んでみてください!
ケーブルカー跡地から下った先にある利平茶屋森林公園への案内標識には1.2kmの文字。
ふれあい広場登山口から鳥居峠までのアクセスの方が林間広場登山口からのルートよりも距離が短くなっています。
最後のケーブルカー跡地の階段で一気に標高を上げるので、林間広場登山口よりも傾斜は緩やかになります。
こちらのルートは1つ1つの岩のスケールが大きく迫力があります。
また、鳥居川や山崖の滝など水場が近いエリアで水の流れる音が心地いいんですよね。
鳥居峠から45分程でサクッと下山。大自然の中に囲まれた心地よい登山道となっているので皆さんも是非!
それではまた!
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